夢中と無茶を想う 豊橋 野球肩 野球肘

先日、こんな話を聞いたんだ。

「小学生の子供に、毎月マラソンのレースに参加させる親がいる。やらせ過ぎですよね。先生どう思う?」

なんでも小学5年生にして、膝の痛みがあり、サポーターをして走っているとか…..でも「本人が楽しそうに走っているからやらせている。可能性を伸ばしてあげたい」とその親御さんは言っているらしい。

小学生で好きなスポーツがあるのはとても良いことだと思う。どんどんマラソンを好きになってもらいたい。

でも毎月レース参加はどうかと思うね。大人でもしないのに。何より小学生で膝サポーターって、ちょっと異常かもしれない。

可能性を伸ばしてあげたいという気持ちは分からなくもないけど、可能性のためにブレーキをかけてあげることも親や指導者の役目ではないだろうか。

子供は夢中になると歯止めが効かないことがある。野球だろうがマラソンだろうが、ゲームにだって可能性があるわけだ。しかし夢中でやると、無茶にやるをはき違えてはいけない。

夢中の先にしか可能性は広がっていないと僕は思う。

 

 

 

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