まず、このページを見ていただいているということは、現在どんなに辛い症状でお困りかと察します。
私も心の病と戦い続けた経験があります。あなたの辛さ、苦しさが自分のことのように分かるつもりです。
そんな苦しみの中、このページに辿り着いたのは、何かのご縁かもしれません。
私の苦しんだ経験、そして回復した経験が、あなたのお役に立てれば幸いです。
整体院Toyohashi 原田篤宜
自律神経失調症とは?
息苦しさ、慢性的な疲労、ダルさ、めまい、偏頭痛、動悸、不眠、便秘、微熱、いつも暑い感じがする、耳鳴り、しびれ、喉の不快感、イライラ、不安感、疎外感、落ち込み、やる気が出ない、憂鬱になることがある、感情の起伏が激しい、焦りを感じる、気圧による体調不良
これらは全て自律神経の乱れが関わっていると考えられます。ですから、「揉んでも良くならない」のは筋肉が原因ではないかもしれません。
該当する項目がいくつありますか?
項目1:体の不調
□ なかなか治らない肩こりや腰痛がある
□ 息苦しくなる時がある
□ すぐに疲れる
□ めまいや耳鳴りが多い
□ 立ちくらみをよく起こす
□ 胃の調子が悪い時が多い
□ よく下痢や便秘をする
□ 手や足が重くだるい時が多い
□ 喉の不快感があり 飲み込みづらい感じがする
□ 気候の変化に弱い
項目2:睡眠の不調
□ いくら寝ても疲れがとれない
□ 朝起きる時に疲労を感じる
□ やる気が出ない
□ 眠るのに(入眠に)時間がかかる
□ 夜中何度も目覚めてしまう
□ 怖い夢や嫌な夢をよく見る
□ 睡眠中、不快な足のムズムズがある
□ 金縛りになることがある
項目3:心の不調
□ いつも不安
□ どうでもいいことを気にしてしまう
□ 起きてもいないことを考え落ち込んでしまう
□ 気分が沈みやすい
□ 緊張しやすくストレスを受けやすい
□ 胸が締め付けられる苦しさを感じることがある
□ 胸がざわざわする感じが時々ある
□ 心臓がいきなり速くなることがある
各項目に1つでも当てはまればすでに自律神経が乱れている可能性があります。
また、チェックした数が多いほど、自律神経の乱れ度が大きい可能性が高いです。
そもそも自律神経とは?
自律神経とは、交感神経と副交感神経の2つに分かれ、内臓の働きや血液の流れなど、生命を維持するための機能を司っている、自分の意思でコントロールすることができない神経のことです。
(一方、筋肉を動かす運動神経など、自分の意思でコントロール出来るのは、体性神経と呼ばれます。)
起きている時も眠っている時も、自分の意志に関係なく体の機能を維持するため、24時間休みなく働き続けている”がんばり屋さん”な神経です。
頑張りすぎて働きが乱れることが多々あります。そうなると上記のチェック項目のような症状が現れますが、自分の意志で動かしている神経ではないので、乱れているとか、それが原因で辛い症状が出ているとは感じづらく、悪化しやすかったり、改善に時間が掛かる、厄介な神経なのです。
自律神経失調症になる原因とは?
結論から言うと、自律神経失調症の原因は、疲労に対して余裕がなくなってしまったことです。
あなたの心と身体が、疲労に耐えられなくなった事が原因と考えられます。
自律神経失調症をはじめとする心の不調の改善のポイントは3つ
① 関節のずれや筋肉硬さを取り、身体のこわばりを取る整体施術
② 睡眠の質を高める睡眠指導
③ 食事を見直す栄養管理
自律神経は交感神経と副交感神経に分かれます。
交感神経の働きは、体や気持ちを活発に動かすアクセル。
副交感神経の働きは、動かした身体や気持ちを抑えるブレーキです。
このアクセルとブレーキのバランスが崩れてしまった状態が自律神経失調症や心の不調です。
では、なぜ2つのバランスが崩れてしまうのか?考えられるのは、
- 肉体的疲労
- 仕事や人間関係のストレス
- 考えることや不安なことが多い
- 突然生活環境が変わる(育児が始まる)
- 不規則な生活習慣
などがあります。
でも、
「上のような状態って誰でも当てはまりますよね?自律神経失調症になる人とならない人の差はなんですか?」
そのような質問をされることが多々あります。
様々な理由があると思いますが、私の実体験を元にした見解としては、
心身の疲労度(疲労がどれくらい蓄積されているか)が大きな差だと考えます。
つまり原因は、
あなたの心と身体が、蓄積した疲労に耐えられなくなったことであり、疲労に対して余裕がなくなったいうことです。
- 肩こりや腰痛、慢性的な疲労が溜まっている。
- 夜ふかし、遅くまでスマホを見ている、寝起きもダルいなど、睡眠の質が悪く、頭がスッキリしない。
- 朝食は適当、夜も炭水化物が多めなど、栄養バランスが悪い。
毎日の疲れはもちろん、それを回復させる睡眠や栄養が乱れていると、身体は回復できず、辛い状態を引きずってしまいます。
そのような状態ではストレスや生活環境の影響は強くなり、心と身体の余裕もなくなります。
そして、心身の疲労度がどんどん積み重なり、自律神経に影響を及ぼすのです。
ですから、自律神経失調症の改善は、筋肉を揉んだりするだけではダメ。施術、睡眠、栄養の観点から、心身の余裕を作ることなのです。
当院で行う自律神経失調症の施術
1.整体で身体の余裕を作り、
2.栄養で身体を作り直し、
3.睡眠で神経のエラーを正す。
三つ巴で心身ともに変えていくことを目指しています。
※ 栄養指導、睡眠指導は必要と考えられる方に提案しております。
下の動画は自律神経失調症の施術の1例です。
蓄積した身体の疲労を癒やし、骨盤や姿勢、頭を整えて、身体の余裕を作っていきましょう。
睡眠と自律神経の関係についてコラムを書いています。是非読んでみてください。
自律神経ケア 注意事項
当院では、自律神経失調症に特化した施術を行っております。
多くの方にご利用いただき、改善のサポートをさせていただいておりますが、中度以上の精神疾患については、自律神経の調整だけでは改善が期待できない場合があります。
当院では「日常生活が送れるかどうか」を中度以上の判断基準としています。
- 全くやる気が出ない
- 部屋から出られない
- 家の中にいても動けず、日常生活ができない
- 薬を飲んでいるが、日常生活が送れない
これらの状態が続いている場合、中度以上の精神疾患が疑われ、専門医による診療が必要と考えられます。
一方で、
- 薬を服用していれば、日常生活が送れる
- もう一段階、改善を希望している
- 薬を減らしていきたい
- 最終的には薬を手放したい
このような状態であれば、当院の施術対応範囲内と考えます。
最後に
私が自律神経失調症を改善する過程で、
経験したこと
頂いたアドバイス
苦しい時に感じたこと
などを、コラムという形で残してあります。
私の経験が、少しでもあなたの心を落ち着かせるきっかけになれば幸いです。
施術の受け入れや、受けるべきか判断に迷われている場合は、一度お電話でご相談ください。
自律神経改善コラム