ボールの握り方を想う② 豊橋 野球 肘 肩 痛い
前回は、
ボールは強く握ってはダメ。
力を入れると力が入らない。
と言った内容のブログを書きました。
前回の ボールの握り方を想う① はこちら
https://chiryouka-ah.com/2019/01/15/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%8F%A1%E3%82%8A%E6%96%B9%E3%82%92%E6%83%B3%E3%81%86%e3%80%80%e3%80%80%E8%B1%8A%E6%A9%8B%e3%80%80%E9%87%8E%E7%90%83%e3%80%80%E8%82%A9%e3%80%80%E8%82%98%e3%80%80/
今回はもう少し詳しく説明していきます
指先でふわっと
まず握り方といいますか、握り具合ですが、指先で軽くふわっと握るイメージです。
画像左 しっかりと握った状態
画像右 推奨している握り
軽く握るとすっぽ抜けそうですが、意外にそんなことはなく、手のひらを脱力したまま投げられます、なにより脱力しているので、腕の振りがしなやかにそして大きく振れると感じる方も多いです。
単純に考えてみましょう。
手のひらをブラブラさせる(昔の体温計を振るイメージ)時、ぐっと握ったままで振ると、しなやかに動かせません。
指、手首の力を抜くと、しなやかに動かせます。
ボールもそのようなイメージで投げればよいのです。
単純ですね。
この方法で強く、早く、遠くに投げるには少し慣れが必要ですが、そう難しくないはずです。試してみてください。
腕が力むと全身が力む
人間は腕に力を入れると全身が硬直するように出来ています。今まで多くの方の体を施術してきましたが、肩のコリで悩んでいる方は腕や手のひらに硬い筋肉のコリがあり、それを緩めると肩の深いところまで柔らかくほぐれていきます。肩のコリには手のひら、腕を施術した方がしっかり肩を施術するよりも 効果があるのです。
これは施術をしている人なら当たり前のように知っていることだと思いますが、施術経験がない野球指導者は知らないことかもしれません。
ぐっと力を入れる自発的な筋肉の硬直にしろ、コリなどの疲労による硬直にしろ、手のひらや腕の硬直は肩の硬直に繋がり、背筋を介して腰に繋がりやがて全身を硬直させ、しなりのない上半身にしてしまいます。
前回の ボールの握り方を想う① の画像で気づいた方もいるかもしれません。
手をブラブラさせている方は腕から背中、腰、股関節をしなやかに連動させ、相手を引き返す力を生み出しています。
ボールは腕だけで投げてはいけません。
腕や肩に頼らず、背筋や腹筋、足の筋肉といった大きな筋肉も連動させて投げると、少ない力で強いボールが投げられるのです。
少ない力だから疲労も抑えられ、野球肘肩のリスクを下げるのです。
手のひらの力みは大きな筋肉の連動を妨げます。そのため腕だけに頼った投げ方を続けた結果、野球肘肩が発症してしまいます。
すぐに実践できる野球肘肩対策方法として、軽く握って投げる感覚をぜひ身に付けて欲しいと思います。
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