助走を想う
野球肩肘で来られているM様、キャッチボールや塁間くらいの距離なら強く早いボールを投げられるまで回復されました。
実戦復帰の目安として、塁間程度(約20メートル)を早く強く投げられるまで回復すれば実戦復帰して問題ないとしています。
しかし、外野手であるM様、外野からの遠投の時のみ痛みが残るようです。
外野からの遠投……
おそらく助走をつけるとフォームが崩れることが考えられます。
ボールに強さをつけるのは、助走の勢いではなく、下半身や背筋のパワーです。
痛みが治り、思いっきり投げたいのはわかります。
しかし助走の勢いをコントロールできないのは、スピードを制御出来ない車のようにどこに行くか分からない。そして壊れます。
助走の勢いを上手く活かす
M様の今後の課題となりました。
そう考えると、以前はフォームも悪く、尚且つ助走の勢いをコントロール出来ていなかったわけです。
そりゃ壊れるわ。
でも、もうフォームは大丈夫。
外野から思いっきり送球してランナーをホームで刺す日がくるのはそう遠くありません。
M様頑張ってください!