膝120度を想う 豊橋、整体、野球肩肘
野球肩肘の改善にあたりフォーム修正を行っているが、下半身の使い方は徹底的にお伝えしている。
再発する方の特徴
正直に言うと、当院で痛みが改善しても再発してしまう方もいる。
ただし、再発と言っても少し痛くなった程度でボールが投げられないほどではない。しかし1度痛めた経験があると心配されるので、「おかしいな」と感じたらすぐに来院してもらうことをお勧めしている。
再発した方のフォームを再度確認すると、
100%に近い確率で下半身の使い方が崩れてきている。
逆に腕の振り方が崩れている方はほとんどいない。
と言うことは、
野球肘肩は下半身の使い方から発生しているのではないか と僕は考えている。
ではどのような使い方が良くないのか。簡単に言うと、リリースの瞬間膝の角度が120度以上開くと危険ではないだろうか
先日、痛みが再発してしまった方を施術させて頂いた。練習には参加できているが、肘や肩に微妙な痛み続いていてるとのこと。日によって傷み具合も違うようだ。
フォームを確認してみるとやはり膝の角度が120度以上広がっていた。以前痛みが改善した時はもっと膝も曲がって腰の位置が低いフォームに修正出来ていた。
腕の振りは肘から出ているからほぼ問題ないと考えられるので、リリースの瞬間しっかり膝が曲がり、低い位置で投げるフォームを再度意識してもらった。
(画像からはかなり低いと思われるかもしれないが、意識はこのくらいでちょうどいいでしょう)
こういった下半身の使い方の崩れで再発するケースも野球肘肩のあるある。幸い皆さん「少しおかしいな」程度で声をかけていただくので、確認修正することで痛みが長引くことなく改善されています。
後日状態を聞かせてもらうつもりですが、このフォームを続けてもらえるなら大丈夫だと思います。
彼のライバルは4番を打つ選手。が、ずっと調子を落としているらしい。フォームを見直し、この冬パワーを鍛え、春にはレギュラーさらには4番を打つくらいにレベルアップしてもらえたら嬉しいな。
パフォーマンスアップは本人の練習次第だが、ケガや故障があっては練習もままならないので防ぐことが大切だ。
予防、ケアと言う部分でしっかりサポートさせていただきたいと思う。