レクサスと軽を想う 豊橋 中学野球 野球肘

先月から来られているO君。
中学1年生
野球肘
塁間も投げられない

そんな状態でしたが、無事ピッチングが出来るまでに回復しました。
施術と並行しておこなったフォーム修正の甲斐もあって、以前よりも球威が増しているとのこと。

初回時に確認したフォーム

最近のフォーム
修正ポイントは軸足に体重を乗せること。左手(グローブ側の手)の使い方。
それにより体重移動がしっかり出来るようになりました。下半身の力を使って投げるので球威が増したのでしょう。

1ヶ月半でのピッチングの復帰は早い。本人もすごく努力したと思います。

最近、年配の方に「最近の子供は弱いでしょ。すぐに壊れるでしょ」と言われました。
昔に比べたら故障の若年化が進んでいるかもしれませんが、それを「弱い」だけで片付けてはいけません。そもそも昔に比べ、現代は食生活が充実しています。特に炭水化物などのエネルギーになるものを多く食べることが出来ます。ですから昔に比べ現代の子供はパワーを備えられるようになりました。しかし、パワーを長時間発揮するにはそれを支える土台や骨格が丈夫でなければなりません。現代の子供が弱いわけではありません。むしろパワーは上がっている。パワーに対して骨格の強さが追い付いていないという考えが正しいと僕は思っています。

「現代の子供はレクサスの大きなエンジンを軽自動車に積んでいる感じ」と僕はよく例えます。食生活が充実した結果、パワーはついたが、怪我のリスクが増えてしまったのです。ですから、ちゃんとしたフォームや指導で、負担を少なくパフォーマンスを上げていく方法を指導者が学び身に付けて行くことが大切でしょう。

O君はもう少しフォーム修正をすれば、まだまだ伸びます。
下半身で投げることをしっかりと自分のものにしてほしいと思います。

がんばれO君!!

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