捕球姿勢を想う 豊橋市 野球 腰痛
不安定な姿勢は故障の原因
野球選手、特に内野手の腰痛、膝痛を考えた時、「不安定な状態で体を使っていないか?」ということをまず確認しなければならない。
「不安定な」というと曖昧ですが、詳しくは「下半身が不安定な状態」。
下の画像①は内野手の捕球姿勢です。
【画像①】
内野手は「低い姿勢で」「腰を落とせ」といった指導をされた経験は必ずあるはずです。
画像①の姿勢も、その指導的には悪い姿勢ではないと思います。
しかし、これは「下半身が不安定な状態」の姿勢です。
先に答えをいうと、下半身が安定している姿勢はこの画像②です。
【画像②】
ポイントはお尻の向き
2つの姿勢のポイントはお尻の向き。
下半身が不安定な姿勢【画像①】は腰が落ちて低い体勢ですが、お尻が地面の方を向いています。
下半身が安定している姿勢【画像②】はお尻が後ろを向いています。
画像③のように【お尻が地面を向いた姿勢】は、後ろから押すとふらついてしまい、踏ん張れません。
画像③
それに比べ画像④【お尻が後ろを向いている姿勢】は押されてもぐっと踏ん張りが効きます。
画像④
この後ろから押す「踏ん張りテスト」は筋力は関係なく、小学生でもはっきりと違いが出ることが多い。画像①②を真似して1度行ってみてください。
内野手は1歩目が肝心。画像③のように足元がふらつく状態で素早い1歩が切れるでしょうか。ふらついた状態で1歩目が素早く切れているというなら、それは足や腰の筋力をかなり使っているはず。そんな状態で一生懸命ノックを受けると、怪我のリスクは高くなり、上達から遠ざかってしまいます。
下半身が安定しているから踏ん張れる。それは動きにパワーロスがなく、無駄に筋力や体力を使わなくても良いので、パフォーマンスは上がるし怪我のリスクもかなり減ります。
「内野手は腰を落として低い姿勢で」という従来の指導は間違ってはいませんが、不十分です。その不十分なところにケガやパフォーマンスを下げるリスクが潜んでします。
上達の第一歩はケガの予防です。そしてケガのリスクが低い指導を整体院Toyohashiではお伝えしています。
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