野球肘肩の学び方② 豊橋 野球 肘 肩



前回(野球肘肩の学び方①)の続き

私がいつも野球肘肩の改善予防を学ぶ上で目を付けているポイントを紹介していきたいと思います 。


共通するポイント

野球肘肩の改善または予防のためのトレーニング方法やフォーム修正方法は世の中に数多く出回っています。どれが良い悪いではなく、間違ったものはほとんどないと私は考えています。
(新しく学ぶことをせず、経験則のみで語る、首を傾げたくなる指導内容も見かけることもありますが…..)

それらに共通するポイントがあります。そこに目を付けることが学ぶ上で大切と考えています。

それは、
腕や肩に頼らず、体全体を連動させ、少ない力で最大限のパワーを発揮させること

投げる、打つといった動作は腕や肩が中心に行われる動作です。が、そもそも腕肩は 小さい(大きくない)筋肉の集合によって構成されていますから、
大きなパワーを発揮させるには不利な箇所です。 また運動負荷に対して持久力も低く、疲労が溜まりやすいため、野球の痛みで最も多いのが肩や肘の痛みなのです。

ですからどんなに腕の使い方を工夫しても、野球肘肩のリスクを抑えることは出来ません。



学ぶべきは大きな筋肉の使い方

腕や肩肘は構造上、疲労が溜まりやすいので、そこに頼らない投げ方を学び習得しなければ、野球肘肩のリスクは防げません。
ではどのように投げれば野球肘肩のリスクが下げられるか。
それは大きな筋肉である、
背筋や腹筋、太ももなどの足の筋肉を使うことです。

世の中に数多くある野球肘肩改善予防の方法の共通点は
腕や肩に頼らず、体全体を連動させ、少ない力で最大限のパワーを発揮させること】 と書きましたが、詳しく言い換えると、

腕や肩に頼らず、背筋や腹筋、足の筋肉といった大きな筋肉も連動させ、少ない力で最大限のパワーを発揮させること 】と言えます。

ですから新しい方法を学ぶ時、
「この方法はこういった背筋の使い方を説明しているんだ」
「この方法は腹筋の使い方が分かりやすい」
というように、その指導方法はどのように大きな筋肉の使い方を説明しているのかという視点で学び、実践し取り入れるようにしてば、自分なりの技術を構築できレベルアップに繋がるのではないでしょうか。



整体院 Toyohashi

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