投球制限から考える、選手の将来性、可能性の守り方

球数制限は今学生野球で最も注目されている問題だ。
 
色々な意見があり、すぐに導入出来ないことも理解はできる。
 
新潟県高野連のように導入した連盟があるにも関わらず、それに追従するところが出てこないのも、この問題の根深さを感じる。
 
「今は野球が全て」という高校球児は非常に多い。「体が壊れても…」と無理をしてしまうのわかるが、それにストップをかけるのが指導者の役目。
 
しかし「勝たせること」も指導者の役目
 
選手の体とチームの勝利、この兼ね合いに指導者は悩み続ける。
 
 

投球制限問題はプロ野球選手の知識がキーポイント

 
先日ドジャースの前田選手の記事を読んだ。非常に参考になったので紹介したい。

マエケン野球論「休み肩の方が速い」
 
 
この記事のように
前田選手は球数制限は必要と訴えている。そして、
 
投球数制限があればバッテリーはもっと配球を考える。どうやったら長いイニングを投げられるのか。考えることでバッテリーの成長につながる
 
とも言っている。
 
 
 「体が壊れても…」という精神はプロ野球選手として失格だと聞いたことがある。パフォーマンスが高くても故障による離脱の多い選手は評価が低い。
 
プロ野球選手は、コンディションが最高のという状態の日は少なく、何かしら痛みや不調を抱えつつプレーしていると言われる。
 
つまり、いつも”条件付き”でプレーしているわけだ。
 
そんな中で、
 
長くやり続けるために何を気をつけているか。
 
痛いなりにどう対処しているか。
 
どのように自分を守っているのか。
 
その辺りの知識は学生野球の指導者にむけて、どんどん発信してもらいたいと僕は思っている。
 
 

プロアマの垣根を低くし、選手の可能性、将来性を守る

選手を守る  というのは球数制限だけで解決することなのだろうか?
 
投球制限で投手の野球肩、野球肘は守られるが、腰痛、膝痛を訴える野手もかなり多い。(もちろん腰痛を訴える投手も多くいる)
 
高校野球界をはじめとする学生野球界はもっとプロ野球選手の、”条件付きでどう勝つか”という知識経験を、運営側、指導者が学ぶことで、本当の意味で選手を守れるはずだ。
 
 
豊橋市 野球
 
 
 
また、それにより可能性、将来性が守られた選手が多くいることで、日本野球界のレベルがもう一段上がるように感じる。
 
日本の野球界はプロアマの垣根が高いと言われる。
 
それが良いか悪いかは分からないが、投球制限の問題に関しては垣根を低くし、プロ野球選手の知識経験を、プロアマ(学生)一体で向かい合ってほしいと感じた記事だった。
 
 
 
 
 
 
 
 

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