バッティングの開くについて考えてみる。開くとは○○が○○していることだった。

大変遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

今年も【予防なくして上達なし】の精神で、【予防とパフォーマンスアップの両立】をしっかりと提供していきたいと思っております。

 

さて、新年1発目のブログは、バッティング。

よく、「開くな」というアドバイスを指導現場で耳にしたことがあると思います。また、「開いている」とバッティング指導された経験がある方も多いのではないでしょうか。

では、この開く。

・開くとはどういう意味は何か。

ということを書いていこうと思います。

開くとはどう意味なのか?

まず「開いている」というわけですから、カラダのどこかが開いているわけです。

ではどこがどういう状態を「開いている」というのか。それについて書いていきます。

こちらの画像を見てください。このバッターは開いています。

豊橋 野球 バッティング

では、このバッターはどこが開いているのか。

結論から言います。

バッティングにおいて「開いているところ」とは、つま先です。

つまり、「開く「」とは、

つま先が投手側に向かって回転している

ということです。

なぜ、そのように回転しないほうが良いかというと、

パワーロスが多い。

ボールに押され、力負けしてしまう。

他にも影響はありますが、大きくはこの2点があげられます。

特にパワーロスは著しく出てしまいます。

 

パワーロスを抑えるため、右腕(捕手側の腕)が伸びるまでつま先はキープ

開き=回転をもう少し詳しく説明します。

バッティングは回転運動ですから、膝もつま先も回転してしまいます。

しかし、ステップをする~インパクト~右手で押し込むまでは、左膝、左つま先は投手側に回転していない方がいいでしょう。

プロ選手を参考にしてみてください。

多くの選手がつま先を回転させず打っています。

 

つまり、右手で押し込み肘が伸びるまでは、膝つま先は踏み出した形のままでキープ出来ていたほうが良いわけです。

そして右手首が返るくらいで膝つま先が回転し始める。

それくらいが1番パワーロスが少ないはずです。

パワーロスがないということは、ボールに十分に力を伝えられるわけですから、強い打球を打ち返せることに繋がります。同じゴロでも内野が追い付けるゴロなのか。早くて追い付けず、外野まで抜けるのか。大きな違いですよね。

また、充分に力を伝えられるわけですから、体の小さい選手でも筋力に関係なく強い打球を打ち返せるようになります。

そしてロスが少ないということは、少ない力でも強い打球が打てるということですからカラダの負担も少ないため、疲労の蓄積も少なく、長い目で見れば怪我の予防にも繋がります。

このバッターは、トップからインパクトに向かう途中でもう左膝、つま先が投手の方に向かって回転しはじめています。

豊橋 野球 バッティング

 

豊橋 野球 バッティング

バッティング指導でよく耳にする「開き」

つま先が開くということ。そして、パフォーマンス面、疲労そして故障の面からもマイナスという考えで当院は選手にお伝えしています。

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