星野仙一氏を想う

飛び込んできた訃報に驚いた。

星野仙一氏死去 中日、阪神、楽天3球団を優勝に導いた「闘将」

厳しさというのが難しい時代になった。

鉄拳指導はもちろん、大声で怒鳴ることも批判される。とにかく、厳しい指導が難しくなったと言われる。

これは良いことだと思う。日本のスポーツ界では”理由なき厳しさ”が溢れかえっていた。時代が変わったために、それに異を唱え始めたのも自然な流れだろう。

しかし厳しさとは必ず必要だと思う。スポーツは勝負の世界。いや人生が勝負の連続だ。時勢はどんどん厳しくなっている。生き抜く強さを身に付けるため、厳しい環境は現代人に必要な場のはずだが、教育、指導の場では良しとされない。

なんて難しい時代だ。

「この人の厳しさには周りも納得している」そんな質の高い厳しさが指導者には求められている。

闘将と言われ、外から見ても厳しい人だと分かった人。しかし、周りも納得されていて、慕われていた人。

現代の指導者の姿とは?を聞いてみたかったと思う。

ご冥福をお祈りいたします。

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。