「中学生になったら、軟式と硬式どちらの方が良いですか?」そんな質問に野球肘、野球肩リスクからお答えします。

「中学生になったら、軟式と硬式どちらの方が良いですか?」

「硬式に進みたいと思っていますが、肩とか痛くなりそうで不安です」

野球肩、野球肘を専門的に施術している当院では、「中学生になったら硬式or軟式?」という質問をされることが多い。

特に保護者の方から質問されることが多く、選手の将来性を考えるにあたって当然悩むところだと思います。

今日はそんな質問に対して私が答えていることを書いていこうと思います。

やっぱり硬式野球はリスクが高い?

では、早速僕の答えから。

 

「関係ありません」

 

怪我のリスクは硬式野球の方が高いと思っています。

怪我(捻挫や打球が当たる打撲など、急性のもの)
故障(野球肘、野球肩などの経年負担によるもの)

やはり硬式はボールが硬く重いので、怪我のリスクは高いでしょう。
また、ボールの関係で硬式の方が体にかかる負担は大きくなるでしょうが、軟式でも故障している選手は多い。

投げるフォームは大丈夫か?
股関節の柔軟性はどうか?

この2つが悪ければ、軟式硬式関係なく、肩、肘、さらに腰や膝に痛みが出るでしょう。
股関節の柔軟性についてはこちら

その選手の多くは、

故障リスクの高いフォームで投げています。

結局、肘肩などの痛みに関しては、フォーム次第です。

野球選手を多く治療している経験からそう言えます。

将来性を考えるなら、軟式硬式を選ぶ前に、フォームなどを見直すことが大切だと当院ではお伝えしています。

ちなみに、今年のプロ野球開幕投手、12人全て、中学生時代は軟式野球だそうです。

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